大使館のニュース

在京ベトナム・ラオス大使館:文化交流会

8月10日の午後、在京ベトナム大使館とラオス大使館の文化交流イベントが行われた。駐日グェン・クオック・クオン大使及びヴィロード・スンダーラー大使のほか、両国大使館の職員及びスタッフがたくさん参加した。 本イベントにおいて、両大使館職員によって自国の文化、歌を披露したほか、卓球大会で盛り上がった。笑顔と笑い声で溢れ、深い絆を感じさせた。 交流会でクオン大使は両国民が一つの家族のように強い絆で結ばれ、団結のベトナム・ラオス友好に触れた。その友好関係は今でも両国大使館の交流によってさらに深まっている。 両国の指導者、政府は常に国民をはじめ、世界中にある在外公館に親しみを持って、互いを助け合うように伝えられている。 クオン大使は両国の在京公館の実質的な協力と職員同士の交流によって今後ともベトナム・ラオスの友好関係がより深まるよう期待している。

日本の坂田雅子監督に友好勲章を贈呈

8月10日、在京ベトナム大使館において、枯葉剤被害者に対する貢献を称え、日本の坂田雅子監督に友好勲章が送られた。授章式には、駐日ベトナム大使グェン・クオック・クオン大使をはじめ、ベトナム枯葉剤被害者協会グェン・ヴァン・リン会長、ベトナムにおける枯葉剤被害者支援活動に関心をよせている多くの日本とベトナム関係者が参加した。 授章式でクオン大使は、「枯葉剤に関する映画の製作を含む坂田雅子監督の活動は被害者たちだけでなく日越両国民の友好関係を更に深めるものであることを強調した。坂田雅子監督はかつてベトナム戦争で兵役経歴を持つ写真家のアメリカ人の夫が、戦争時に浴びた枯葉剤に関係した病気で亡くなったことを語り、枯葉剤がもたらした悲惨な思いをこの目で経験した。これがきっかけで枯葉剤の悲しみを映りだす映画を製作し始めた。

ASEAN設立50周年記念シンポジウム

8月8日、東京都内で、日本ASEANセンター(AJC)と東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)共催「ASEAN50年の挑戦と課題~ASEAN共同体と経済統合~」をテーマとするシンポジウムが開かれた。シンポジウムには在京ASEAN10か国の大使及び代表者をはじめ、ASEANの対話国、そして、300名以上もの日本の政府・地方公共団体、研究機関、民間企業等が参加した。  開幕式で、ベトナムのグェン・クオック・クオン大使(現在京ASEAN委員会の委員長国)は今回の行事が設立50周年(1967年―2017年)を記念する重要な意味を持つ行事の一つであると紹介した。 クオン大使は5か国のメンバーから始まったASEAN共同体が様々な困難と課題を乗り越えながらその多様性と団結性を維持し続け、現在、10か国もの加盟国のある東南アジアで大きな共同体へと発展したことを強調した。

在京ベトナム大使館と埼玉県行政が共催

8月4日、在京ベトナム大使館と埼玉県行政が共催で埼玉県企業とベトナム人留学が参加するジョブフェアーを開催した。今回の行事は労働分野での協力の需要が高まっている日本企業とベトナム留学生達の交流の実現を目的にしている。 セミナーにおいて、グェン・クオック・クオン大使は埼玉県があらゆる分野でベトナムとの協力の促進を目指している県の一つであると紹介した。今年6月に訪日した際、ベトナムのグェン・スアン・フック首相は埼玉県を訪れた。 クオン大使は埼玉県で視察したF1の部品生産工場で多くのベトナム人技術者が生産の重要な工程を任され、会社の利益を高めるアイデイアもたくさん出していることが印象的だったと話し、また、今回のセミナーを通じて、日本の企業が有望な人材を獲得できるよう期待している。 現在、ベトナムに投資している多くの日本企業が中レベルの管理職を務める人材の不足に悩まされている。

千葉県:ベトナムと協力促進へ

2017年7月21日、グェン・クオック・クオン大使は日本の重要な工業地の一つでかつ首都圏の台所として知られている千葉県を訪問した。 県庁では、森田知事から今後ともベトナム地方との交流を深め、投資・貿易や農業、教育、観光、労働者の派遣等の分野において協力を促進していきたく、また引き続き県内に在住しているベトナム人コミュニテイのサポートをしていく旨が述べられた。会談の中で、千葉県でベトナム籍のレー・テイ・ニャット・リンちゃんが殺害された事件にもふれ、千葉県行政及び県民を代表し、お悔やみと見舞いの言葉を述べた。 グェン・クオック・クオン大使は千葉県が海外へと繋ぐ玄関口の一つとして、そのメリットと役割、そして国際協力を促進させたい知事の決意を高く評価し、今後ともサポートしていくことを約束した。また、近い将来、知事が企業団とともにベトナムを訪問してくれるようご招待し、森田知事は承諾した。

グェン・クオック・クオン大使:北海道と岩手県を訪問

7月13日から15日の間、グェン・クオック・クオン大使は日本で最も面積が広く、全国の農産物の供給地とも言われている北海道と岩手県を訪問した。           岩手県では、達増知事をはじめ、田村県議会議長、そして千葉副知事と面談した。県側から改めて2011年に起きた東北大震災におけるベトナム国民の支援に感謝を申し上げ、これからも投資・貿易、文化、教育、農水産物、観光などあらゆる分野においてベトナムの地方との交流を促進していきたいことを強調した。今年の1月、県知事が率いる訪問団はベトナムを訪れ、関係協力の機会を探した。岩手県として、今後ともベトナムからの留学生、実習生達をたくさん受け入れ、また県内の企業のベトナム進出、特産物の和牛や米、リンゴ、海鮮の輸出など貿易の交流推進をサポートしていく姿勢である。

日本:ASEANの中心的な役割を支援

7月11日、外務省飯倉公館において、岸田外務大臣はASEAN10か国の大使を招き、ASEAN設立50周年(1967年―2017年)を背景に国際及び地域の情勢について話し合う場を設けた。 岸田大臣はこれまで50年間の間、ASEANが絶えず発展、拡大している姿を日本政府として、その中心的な役割を応援し、政治から経済、安全保障、開発等あらゆる分野においてASEAN諸国と共に日本―ASEAN戦略的パートナーシップの発展に努めていきたいと述べた。岸田大臣は来る8月に開催される日本とASEAN諸国外務閣僚会議が成功するよう期待している。 また、この機に、駐日ベトナムグェン・クオック・クオン大使は、ファム・ビン・ミンベトナム副首相兼外務大臣から岸田大臣宛てに九州地方を直撃した豪雨により人および資産で甚大な被害を受けた地域の人々へのお見舞いの手紙を渡した。

ウオン・チュ・リュウ副議長、国会要人と面談

大島議長との面談において、リュウ副議長は衆議院を訪れ、温かく迎えてくれた事に感謝を申し上げたほか、先般5月大島議長のベトナム訪問をはじめ、両国の広範な戦略的パートナーシップの発展に重要な役割を果たしたことを高く評価した。グェン・テイ・キム・ガンベトナム国会議長からのメッセージを伝えた。 大島議長はリュウ副議長の訪日を歓迎し、越日関係が良好に発展していることを嬉しく思う。今年に入ってから、両国政府要人の往来が頻繁に行われた。また、先般ベトナムを訪問した際、ベトナム政府と国会の温かい御もてなしにお礼を申し上げ、今後とも両国の友好関係が益々発展していくよう期待している。

ベトナム共産党中央委員会委員、国会副議長ウオン・チュ・リュウ氏が率いる国会代表団が日本を訪問

2017年7月3日から、ベトナム共産党中央委員会委員、国会副議長ウオン・チュ・リュウ氏が率いる国会代表団が日本を訪問した。日本政府要人との面談の他、駐日ベトナム大使館、日本政策研究所(GIPS)を訪ずれた。   GIPSでは、田中所長をはじめ、元総務省次官・グローバル開発センター堀江所長と日本の政治、公的制度の管理、改革などについて意見を交わした。 リュウ副議長は、GIPSの役割、そして、かつて2012年から2015年の間、JICAベトナム事務所所長としてベトナムで効果をもたらした数多くの事業に携わった田中所長を高く評価したほか、GIPSの所長として今後ともべトナムと日本の戦略的パートナーシップの発展に寄与していくこと期待している。 また、田中所長は今回ベトナム国会訪問団がGIPSを訪れたことをうれしく思い、これからもGIPSとベトナム関連省庁との協力関係の促進に努めていくことを強調した。

熊本県・鹿児島県:ベトナムとの協力促進へ

2017年6月22日から24日の間、グェン・クオック・クオン大使は日本の西南に位置し、東南アジアへの玄関口として知られている鹿児島県や熊本県を訪問した。 鹿児島県では三反園知事と面談し、柴立県議会議長をはじめ県議会の議員等と意見を交わした。三反園知事から県の強みである製造業、教育、農業、家畜飼育、水産物加工、観光等あらゆる分野でベトナム地方との協力関係を強化していきたい旨が述べられた。また、ベトナムからたくさんの留学生や技能実習生の来県を目標に人的資源の開発にも力を入れるほか、鹿児島和牛や黒豚、海鮮類など有名な特産物を通じて、県内企業とベトナムとの貿易・投資活動の促進を支援していく方針である。 クオン大使は三反園知事の強い意志を高く評価し、今後とも鹿児島県とベトナムの友好関係がより実質かつ効果的に発展するよう共に支えていく事を約束した。

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