2025年3月31日、在日ベトナム大使館において、ファム・クアン・ヒエウ大使は、グエン・ヴァン・ウット主席率いる日本を訪問中のロンアン省人民委員会の代表団を迎えました。

会談の中で、ファム・クアン・ヒエウ大使は、ロンアン省が日本との協力関係の促進に常に関心を持ち、愛知県小牧市、和歌山県、兵庫県、神奈川県、茨城県、大分県などの日本の地方自治体と効果的な交流・協力活動を行っていることを高く評価しました。大使は、ロンアン省と日本のパートナーとの間には依然として大きな協力の可能性があると強調し、同省が頻繁に代表団の交流を行うことは、相互理解を深め、協力関係を推進するための最も実践的な方法であると述べました。また、大使館が引き続きロンアン省の日本との協力促進の橋渡し役として支援していくことを約束しました。

グエン・ヴァン・ウット主席は、ロンアン省の社会経済状況や日本との協力内容について説明し、投資、貿易、教育、人材協力、医療、農業、文化交流などの分野で日本とのパートナーシップを大切にし、歓迎する姿勢を強調しました。また、日本はロンアン省にとって最も重要な経済パートナーの一つであり、161件のFDIプロジェクト、総投資額12億ドル以上を有し、同省への投資プロジェクト数および投資額で第4位にランクされていると述べました。南部重点経済圏に位置し、インフラが整備され、投資環境が活発なロンアン省は、日本をはじめとする外国投資家を誘致するために有利な政策を引き続き実施していくことを強調しました。

同日、在日ベトナム大使館、ロンアン省人民委員会、日越経済振興協会は、「2025年ロンアン-日本貿易・投資促進プログラム」を共催しました。本プログラムには、外交機関、組織、企業のリーダーを含む100名以上の代表者が参加し、ロンアン省と日本のパートナーとの間で多くの戦略的協力の機会が開かれました。