沖縄国際洋蘭博覧会の招待を受け、2017年2月4日、グェン・クオック・クオン大使夫妻は駐日数か国の大使、臨時大使と共に第31回沖縄国際洋蘭博覧会のイベントに参加するために沖縄県を訪問しました。

今回のコンクールには主催国である日本をはじめ、ベトナムやアジア太平洋地域の10以上もの国が出展しました。沖縄県国頭郡本部にある海洋博公園の熱帯ドリームセンターにおいて数百種にも及ぶ洋蘭が美しく華やかに展示され、そのベスト賞を競争し合います。

特に今年のイベントにはアジア（ベトナム、フィリピン）、中東（シリア、モロッコ）、そしてヨーロッパ（ボスニア・ヘルツェゴビナ）など3大陸を代表する5の大使館の大使夫人によるテーブルアレンジメント展示会もあり、一味違った異国の雰囲気を

沖縄テレビ局のインタービューに対し、ベトナムテーブルのアイデイアについて、クオン大使は「ベトナムの春をイメージするもので、タップ・ルア（カメの塔）を象徴するハスの花を中心に、川をイメージする黄色ラン、そしてテーブルの両側には水上人形劇に使われている人形と沢山の旗が祭りを表しています。また、花器とテーブルクロスにはテト（お正月）を連想させる梅の花が使われ、日本のお客様に“食の天国・祭り・美しい景観だけでなく温かい御もてなしをぜひベトナムで体験してください”というメッセージが込められている」と紹介しました。

同日夜に行われました授賞式において、沖縄美ら島財団花城 良廣理事長から大会に対するベトナム大使館のサポートを高く評価する旨が伝えられました。クオン大使は参加しました駐日大使、臨時大使を代表して沖縄国際洋蘭博覧会会長及び実行委員会に記念品を贈呈しました。今回のイベントが毎年開催され、世界中の民族と国々に対する理解を深めながら友好と平和に貢献していくことを高く評価しました。最後には沖縄の伝統的な踊りと楽しいミュージッが会場に響き渡り閉幕式を迎えました。