ファム・クアン・ヒエウ大使、レ・ヴァン・ハン・タイニン省人民委員会委員長と会談し、同省の投資促進会議に出席

2026年10月21日、東京で、ファム・クアン・ヒエウ駐日ベトナム大使は、レ・ヴァン・ハン・タイニン省党委員会副書記兼省人民委員会委員長を団長とする同省代表団と会談しました。また、日本で開催されたタイニン省投資促進会議に出席し、挨拶を行いました。
会談でヒエウ大使は代表団を歓迎し、タイニン省が日本の自治体や団体、企業との協力を引き続き積極的に進めていることを高く評価しました。また、省の統合によって発展の基盤が大きく広がり、ホーチミン市、メコンデルタ、カンボジア、ASEAN大陸部を結ぶ地理的な優位性に加え、整備の進んだ工業団地や産業集積地、豊富な人材、活力ある投資環境を備えていると述べました。
大使は、タイニン省と日本の協力が着実に深まっていることを歓迎しました。現在、同省における日本の投資案件は177件、登録資本総額は14億米ドルを超え、製造業、電子部品、農産物加工など、幅広い産業分野に及んでいます。また、同省は兵庫県、茨城県、和歌山県、神奈川県、山梨県、岡山市などと協力関係を築いており、経済協力や人材育成、人的交流のさらなる拡大に向けた良好な基盤となっています。
投資促進会議では、レ・ヴァン・ハン委員長がタイニン省の潜在力や強み、投資環境、発展方針を紹介し、日本は同省にとって重要かつ信頼できる長期的なパートナーであると強調しました。また、ハイテク産業、裾野産業、物流、農産物の高付加価値加工、グリーン転換など、付加価値の高い分野で日本からの投資をさらに呼び込みたいとの意向を示しました。
ヒエウ大使は挨拶で、ベトナムと日本の包括的戦略的パートナーシップが、両国の自治体や企業による協力拡大を支える良好な基盤となっていると述べ、3つの重点分野を提案しました。第1に、日本企業のサプライチェーンと連携した工業生産の発展です。第2に、タイニン省の玄関口としての立地を生かした物流の発展と、周辺地域の市場との連携強化です。第3に、技術の活用、高度加工、トレーサビリティーの確保、日本の流通網との連携を通じた農産物の付加価値向上です。
大使は、大使館が引き続きタイニン省に寄り添い、情報提供やパートナーの紹介、現地視察の促進、具体的な協力提案の実現に向けた支援に取り組んでいくと強調しました。また、日本企業に対し、実際にタイニン省を訪れて投資環境への理解を深め、生産・事業活動の拡大を検討するよう呼びかけました。
今回の日本での投資促進活動では、タイニン省の関係機関や企業と日本側パートナーが、投資促進、貿易、農業、製造業の各分野で複数の協力文書に署名しました。今後、これらの合意を具体的なプロジェクトや実効性のある協力事業へとつなげていくための基盤が築かれました。



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