7月13日から15日の間、グェン・クオック・クオン大使は日本で最も面積が広く、全国の農産物の供給地とも言われている北海道と岩手県を訪問した。
岩手県では、達増知事をはじめ、田村県議会議長、そして千葉副知事と面談した。県側から改めて2011年に起きた東北大震災におけるベトナム国民の支援に感謝を申し上げ、これからも投資・貿易、文化、教育、農水産物、観光などあらゆる分野においてベトナムの地方との交流を促進していきたいことを強調した。今年の1月、県知事が率いる訪問団はベトナムを訪れ、関係協力の機会を探した。岩手県として、今後ともベトナムからの留学生、実習生達をたくさん受け入れ、また県内の企業のベトナム進出、特産物の和牛や米、リンゴ、海鮮の輸出など貿易の交流推進をサポートしていく姿勢である。
今回の訪問の際、クオン大使は県内企業が集まるビジネスセミナーに参加したほか、 、盛岡情報ビジネス専門学校のベトナム人留学生達と交流、また、岩手県ベトナム青年支援会等ベトナムに親しくしている団体をも訪れた。当会には約30もの個人と70もの企業が参加しており、長い間岩手県に住むベトナム人留学生や実習生達を実質な支援で応援してきた。
北海道では、高橋知事と辻副知事、県議会議長と面談した。高橋知事は来月8月の初のベトナム訪問を楽しみにしており、今回の訪問を通じて北海道とベトナムとの関係促進に寄与するものと期待している。クオン大使も知事の訪問が良い成果得るようサポートすることを約束した。
北海道では、県行政の他、北海道日越友好議員連盟の第2回大会にも参加した。クオン大使は武部勉先生が当連盟の会長に再び就任したことを祝福し、これからも北海道全土にわたり連盟の活動を広めていくことを高く評価した。また、北海道べトナム交流協会のセミナーに参加し、ベトナムの魅力について講演した。セミナーには色々な業界や企業ら約230名が集まった。
岩手県は人口約132万人、2014年のGDPが4兆9020億円、明治維新以降、日本の農業改革に乗り出した地方の一つであり、さんさ踊りで有名である。また、北海道は日本の北に位置し、人口約540万人、2015年のGDPが1620億ドルであり、常に農産物、畜産、海魚捕獲量で日本一を誇る地域である。北海道の雪まつりを見に訪れた国内外の観光客もたくさんいる。
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