オペラ『プリンセス・アニオ』がミュージカル化

 

VOV.VN - ベトナムと日本での公演が大成功を収めたことを受け、日本とベトナムの外交関係樹立50周年(1973921日~2023921日)を記念する主要作品であるオペラ『プリンセス・アニオ』がミュージカル化され、20269月に日本で上演されることが決定しました。

115日に東京で開催された記者会見で、ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム株式会社、NPO法人国際交流推進協会を含むオペラプロジェクト『プリンセス・アニオ』実行委員会は、ミュージカル『プリンセス・アニオ』の日本語版が、2026911日から28日まで、KAAT神奈川芸術劇場(東京に隣接する)で初演される予定であると述べました。

シンガー 音久留鈴アーティスト本橋智樹によるピアノ伴奏で、ミュージカルの楽曲を演奏します。

ベトナム・ダンチョン王国のゴック・ホア王女と、日越関係の美しい象徴の一つである日本人商人荒木宗太郎のロマンチックな愛の物語が、より親密でありながらも、決して劣らない壮麗な、異なる芸術形式で表現されます。

ミュージカル俳優のプリンセス・アニオとプロジェクトメンバーが記念撮影。

オペラ「プリンセス・アニオ」のミュージカル化について、神奈川県知事の黒岩雄二氏は次のように述べています。「ベトナムとの交流・協力を推進する中で、プリンセス・アニオ・プロジェクトと出会う機会がありました。この作品を鑑賞し、大変感動しました。しかし、オペラは格調高い芸術であり、一般の方々にとって敷居が高いと感じています。個人的にミュージカルが好きで、ミュージカルの方がより身近な存在だと感じています。そのため、ミュージカル化を提案しました。プリンセス・アニオは世界中で有名になると信じています。」

演出・プロデューサーの小山大介氏が記者会見でスピーチを行いました。

ミュージカル「プリンセス・アニオ」の演出・プロデューサーである小山大介氏は、両国の音楽芸術における調和を強調し、これがベトナムと日本の強固な友好関係の重要な基盤であると述べました。小山氏は、「日越音楽交流の歴史は約400年前に遡り、さらにベトナムの宮廷音楽が日本にもたらされた時代まで遡ります。ミュージカル「プリンセス・アニオ」は、日本とベトナム、そして世界にとって高い象徴的価値を持ち、古来からの友好関係を継承し、100年、200年、そしてその先も温かく保つための活動の一環です」と述べました。

ファム・クアン・ヒュー駐日ベトナム大使も記者会見でスピーチを行いました。

記者会見では、出演アーティストたちがそれぞれの役柄を通して観客にメッセージを発信しました。特に、歌手の栗栖音さんは、アーティスト本橋智樹氏のピアノ伴奏でミュージカルの主題歌を披露しました。

神奈川県知事の黒岩雄二氏が記者会見で発言しました。

また、記者会見では、駐日ベトナム特命全権大使のファム・クアン・ヒュー氏が、「プリンセス・アニオ」プロジェクトの名誉顧問として、プロジェクトの今後の活動を引き続き支援していくことを誓約し、今後上演されるミュージカル版が、芸術、文化、そしてベトナムと日本の友好関係という崇高な価値を、ベトナムと日本の幅広い聴衆に広めていくことを確信していると述べました。

記者会見の様子。

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